たかとう福祉タクシー-2019年10月～　＜真心編＞

元年１０月２７日（日）

　写真の天板は最近手に入れたSnap-on製で、幅1840 mm、厚さ45mmのもので、かなりしっかりしています。作業魂をくすぐるような一品です。二人がかりで搬入しました。（汗）

確か１８歳の頃に、アルバイトで稼いだ２万円で友人から譲ってもらった自転車（これが小学生の頃憧れていたBridgestoneのDiamondという自転車で、昭和４０年代で１０万円という高価なものでした。）もちろん憧れは憧れで終わり、その時お店に飾ってあったDiamondは横目に、父親に買ってもらったのが、写真左横のBridgestoneのSprinterでした。）で北海道を１周２０００ｋｍを走破し、更に翌年大学を１年間を休学し、オーストラリア大陸１周１６０００ｋｍを単独走破しました。（写真正面奥の白いフレームが、オーストラリアを走破した、日本製KUWAHARAです。）

　私にとって自転車は人生の節々にそばにいて辛い時も嬉しい時も身を寄せ合う特別な存在になっているような気がします。だから、自室にあるウォークインクローゼットに自転車ルームを開設したくてしょうがなかったのです。あまり自転車に詳しくない方々は自転車は外に置く！というのが常識かもしれませんが、私にとっては自転車は家の中に置く！というのが常識になっています。昼でも夜でもさっと拭き上げてみたり、メンテナンスをしたり。

　ちなみに写真左横のSprinterは、なんと高知県の自転車屋さんの倉庫の中で約４５年間組み立てられずに箱のまま保存されていたのを、最近になって組み上げたものを譲っていただいたものです。有吉とマツコ・デラックスの番組でも紹介されたものです。この自転車を見ていると、昔の父親との思い出も自然と蘇ってきます。

COLNAGO　REZZO

DE　ROSA　NEO　PRIMATO

Raleigh RSS RSW Sport

新しく仲間入り。
中古で購入したのですが、CRC５５６（丸ごと１本使いながら、汚れを洗浄しました）とピカールで分解掃除し、タイヤはフレームと同色のグレーにはめ換え、ペダルもお気に入りに交換。フロントの荷台もオークションサイトで購入したビアンキ用（Vブレーキ対応）を装着しました。お金も大してかけずに、ほぼ新車の輝きが蘇りました。大量消費の現代、錆びたら捨てる！壊れたら捨てる！というのは大嫌いで、徹底的に分解修理するのが昔からの流儀です。自分で分解修理できると、修理が完了した自転車が喜んでいるような気がしてなりません。

元年１１月４日（月）　振休

Raleighの茶色の純正サドルがどうしても好きになれず。お尻には優しいんですが、ママチャリっぽいのがどうしても許せない！

ミニベロにありがちなBrooksの本革サドルもいいかなと思ったのですが、革に専用クリームを塗ったり、経年劣化で革に汚れが付着したりするのもね～。あと一番気になるのは、革シートの汚れがジーパンにくっつきそうであること。

そうすると、やはり白サドルがいい！ということになりまして、いろいろ探してみると、同じRaleighのロードバイクの純正白サドルを発見！早速購入しました！お尻にはかなり厳しい一品です！（泣）

元年１１月１０日（日）

夜８時過ぎ、１０年くらい前からお世話になっている郵便局員さんが我が家に。聞けば、認知症のお母様が昨日から失踪していて、なにか手掛かりでもということでいらっしゃったそうです。こちらからアドバイスするのは難しい段階です。息子さんとしては地元の警察署に失踪届は提出してみたが、お母様の携帯に電話してみても電話に出ないので逆探知すらできないのでそれ以上は警察としては動けない、とのこと。

涙目になる郵便局員さんに、励ましの言葉しか言えず、悔しい。

でもその２時間後、事態は好転した。なんと自宅から１０ｋｍ以上離れた場所を裸足で歩いているのを見かけたサラリーマンが１１０番してくれたのだ！嬉しそうな息子さんの大きな声に、ほっとしました。

明日以降息子さんにいろいろアドバイスをしながら、まずは認知症外来を受診するよう促すことになりました。

元年１２月８日（日）

母方のご先祖様が眠るお墓参り。私が愛知県に定住してから２０年以上経つが、時を見ては私がお墓参りをするようにしている。そのお墓参りでいつも楽しみにしていることが、おそらく月３～４回墓前の花を入れ替えてくださる地元の方の存在だ。特にその方にお会いしたり、お礼を伝えたことは無いのですが、高齢でしかも東京在住の母の代わりとして一度その方にお会いしてお礼をお伝えしなければならないと感じています。（母の話ではうちのご先祖様とは長いお付き合いだったらしいです。）今朝もお墓参りしたら、今日も変わらずきれいな花が生けてありました。誰かのためにここまでできるだろうか？きれいな花を眺めながら、ただただ頭が下がる思いです。

元年１２月３０日（月）

本年も残りあと１日となりました。本年もいろいろな方々の搬送をお手伝いさせていただきました。改めてご縁のありがたさを痛感いたしました。

年明けも元気にお手伝いさせていただきますので、よろしくお願いいたします。